i³-operaについて
オンリーワンの価値提案で、有機光エレクトロニクスがもたらす未来を実現
i³-opera(アイキューブオペラ)は、グローバル市場の要望に沿う
応用研究・実用化研究をミッションに掲げ、
高付加価値なソリューションを通じて技術革新に貢献します。
i³-opera
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基礎研究から実用化へ
九州大学OPERAの基礎研究成果をもとに、i³-operaは最先端技術の実用化へ向けた橋渡し拠点、
および有機光エレクトロニクス分野の情報HUBとして活動しています。
グローバル市場への価値提案
有機光エレクトロニクス分野での技術的強みを活かした
共同研究・試作・デバイス評価を受託し、企業様のご要望にお応えします。
i³-operaの特徴
i³-operaではOLED素子作製・デバイス性能と寿命評価、材料物性測定、薄膜特性評価まで、
一連の工程を施設内で完結することができます。
機密性を担保しつつ顧客の要望にマッチする高価値な検証データを提供します。
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OLED素子評価のための
各種装置保有 -
専門知識・独自技術により
顧客要望に対応できる試作能力 -
NDA・MTAなど機密保持契約を
ベースとした環境
i³-operaのコア技術
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Cleanliness 蒸着環境や不純物がOLED
寿命に与える影響の研究真空チャンバーの清浄度や材料純度などに着目し、デバイス劣化にインパクトを与えるファクターを究明しています。これらの知見をOLEDの生産プロセス管理に活用することができます。
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Reliability 性能再現性にこだわった
OLED作製技術蓄積されたスキルにより、高精度のRun-to-Runデバイス性能を実現し、信頼性に優れた評価データを顧客に提供しています。
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Quality 高性能なリファレンス
OLED素子高効率・高耐久なリファレンス素子を評価に用いることで、有機材料や周辺部材を開発する企業様は、得られた評価データを製品マーケティングにご活用できます。
メッセージ
i³-operaは次世代有機光エレクトロニクスの技術開発拠点です。
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i³-operaは、九州大学OPERAでの最先端基礎研究成果を有機光エレクトロニクス産業界へ橋渡しする役割を担っています。九州大学伊都キャンパスエリアの研究機関、スタートアップ企業とも緊密に連携し、グローバルに活躍するリーディング企業の要望に応える実用化技術を磨き続けています。伊都キャンパスエリアに次世代先端科学技術とトップクラスの国際的な人材を集積するプラットフォームを構築し、世界に向け新たな有機光エレクトロニクスのビジネスを創出するエコシステム拠点を目指します。
センター長安達 千波矢
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私たちi³-operaは、有機光エレクトロニクス関連技術の発展を目指して、九州大学と福岡県・福岡市が協力して設立された試験・研究機関で、「複数素子同時作製や真空一貫でCVD成膜が可能な高性能蒸着装置など充実した設備」「有機材料や真空装置などへの豊富な知識を持つ人材」「歴史に裏打ちされたデバイス作製の豊富なノウハウ」「県・市が運営に携わる信頼性の高い組織運営」といった強みを有しています。これ等を用いてお客様毎に最適なソリューションを提供するとともに、次世代の有機光エレクトロニクスを支える技術開発も進めていきます。
副センター長藤本 弘